感想

自分の中だけで大ブレイクしてる「ドラゴンボール　エボリューション」を見てきました。


※ネタバレ箇所は反転です


私にしてはめずらしく１５分前というギリギリに劇場入りしたのですが。
受付ガラガラ。座席もガラガラ。
初日なのに。
こんなところまでエボリューションです。
まぁ悠々と見ることができたわけです。

内容はというと。
……………………うーん？　と首を傾げざるを得ません。

原作とかけ離れているのは先刻承知ですが。
そこまで突き抜けて馬鹿をやっているでもない。
せいぜい食い違った設定や間抜けな台詞に「クスっ」とにやけるくらい。
かといって再現度でいえば意外とまとも。
始まりからピッコロ大魔王までをコンスタントにまとめた感じ。
「あれ、ドラゴンボールだよ！？」という感想です。割と本気で。

まぁ
「悟空がかめはめ波を撃ちながら一緒に飛んでいったり」
「チチが名前にコンプレックスもってたり」
「ブルマさんが銃を乱射したり」
「亀仙人がエロ控えめの真面目だったり」
「ピッコロさんが微妙に小物くさかったり」
いろいろツッコミ所はあるんですが。

なんといいますか。
そこまで突き抜けたクソ映画でもなく、こじんまりとした完成度という印象。
カタルシスもなく小さくまとまってしまった。そんな感じです。
トゲのないウニのような感じ。
すごく微妙なんです。反応に困るというか。

まぁ一回見る分には結構面白いです。
でももう一度みたいかと思うとそうでもない。
……………………うーん。

まぁとりあえず。
映画になってもヤムチャはあいかわらずヤムチャな扱いだったので良かったです。


ところで、あきらかに To Be Continue な終わり方だったんですが。
……続き、作るのかなぁ。