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Blue Lemon and Obdurate Guillotine
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ひぐらしのなく頃に祭 「祟殺し」編をクリアしました。
前半部終了ということで、ちょっと感想などを。

※シナリオのネタバレ部分は反転で



■全体的な感想

 CS版は選択肢を導入し、アドベンチャーになりましたが。
 …なんだか違和感。
 後半部分は悪くないのですが、選択肢を導入した前半部分。
 第一話、というふうにシナリオに順番があるにもかかわらず、選択次第で二話や三話へと進んでしまう。
 前半と後半の内容の統合性がとれてなかったり(知らないはずの情報を知っている等)
 原作を知っているせいもあるのでしょうが、ひっかかりました。
 
 あと、読んでいて気になったのは、文字表示が妙に小さいんですよ。非常に目が疲れます。
 それとスタートで選択肢までのスキップが可能なのですが、これ未読部分もすっ飛ばしてくれます。
 おかげで何度かやり直しました。
 どちらもプレイヤーに優しくないです。

 まぁぶつぶつと文句いってますが、いい部分もあります。
 ほぼフルボイスなので、キャラクター達がすごく生き生きしている。rato氏のデザインも最初は違和感を感じましたが、プレイしていくうちに可愛く、いい表情を魅せてくれます。もちろん恐ろしさもですね。 欲を言えばもう少し多くイベントCGも入れて欲しかったですが。

 
 
■シナリオ感想

・「盥回し」
 CS版オリジナルシナリオ。
 …正直、これを第一話にしてはいけないと思います。
 原作の【「鬼隠し」「綿流し」「祟殺し」「暇潰し」を、文字通りたらい回される内容で、各章のおさらいの意味合いが強いです。】なので、これを最初に回されても、初見の人は意味不明になるでしょう。
 でもこのシナリオ、漫画版のオリジナル「宵越し」に繋がるお話のようですね。

・「鬼隠し」「綿流し」「祟殺し」「暇潰し」
 原作版のシナリオ。ここはほぼ変更なく、原作の雰囲気に近く読めます。
 けど、気になったのは「祟殺し」のシナリオ。
 内容が内容だけに、暴力的な描写には結構修正が入っています。ただそのせいで、キャラクターの行動に不自然さがでていました。ある部分【沙都子が高温の風呂にはいっていたシーン】は、突然意味も無くにブチ切れる風に見えてしまうところも。
 D区分(17歳以上対象)ソフトって、ここまで規制しなければならないの? というくらいの部分もありましたね。

 ということは、解答編のあーんな部分やこーんな部分は、もしかしたらばっさりカット…?
 恐ろしいなぁ。


 さて、後編はどうなるかなぁ。
 まったりとプレイしようと思います。

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