Blue Lemon and Obdurate Guillotine
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僕の仕事場は、建物が結構古いです。
そして地下に部屋があります。
いつものようにパソコンを起動し仕事をしていたのですが。
そこに彼が現れました。
全長3センチくらいの蜘蛛が。
いきなりで驚きましたが、僕は冷静にティッシュを二枚重ね、捕獲しようとしました。
しかし相手は素晴らしい瞬発力で逃亡しました。
物陰に消えてしまったため、僕はとりあえず放置し、仕事を続けました。
再び現れたとき、僕は先制攻撃を仕掛けます。
ティッシュによる攻撃をあびせ、ひるんだところを捕まえようとしますが、逃げられます。
三度目。
さすがに蜘蛛も連戦に疲れたのか、一瞬の隙をついた僕の攻撃を避けられませんでした。
ティッシュに捕獲される蜘蛛。
チラリとのぞく節足を確認し、僕はティッシュを握りつぶしました。
奇妙な虚しさを感じ、僕はティッシュをゴミ箱に放り込み、仕事へと戻りました。
そんな土曜の午前中。
というかなんで朝から職場で蜘蛛と闘わなければならないのでしょうか。
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